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zoom RSS 「税金に税金をかける併課と二重課税の違い」

<<   作成日時 : 2006/03/30 23:20   >>

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少し前、(社)日本自動車工業会、(社)石油連盟、自動車総連などが「ガソリン税は二重課税」とか「消費税と自動車取得税との二重課税」という内容で広告をしたり、税制建議をしたりしていました。国会でも揮発油税と消費税はタックス・オン・タックスになっており改めるべき、などという議論もなされました。
二重課税はあってはいけない
これらの主張の中では「二重課税」が併課と重複課税との両方の意味に使われています。税金に対して税金を重複して直接課することを「二重課税」といいます。関税等を除き原則的にありえないことになっています。
併課はよくあるケース
同じ物品の取得に対して二種類の税が課せられることを併課といいます。軽油引取税、ゴルフ場利用税、入湯税、不動産取得税などと消費税の関係も併課のケースです。タックス・オン・タックスではありません。
タックスオンタックスにみえる消費税
自動車を購入するとき、その対価には消費税がかかりますが、自動車取得税や重量税には消費税はかかりません。ガソリンを買うときは、ガソリンの価格全体に消費税がかかります。ガソリン税に対して消費税が重複して上乗せされている、ようにみえます。
購入者は負担していない
ガソリン税はガソリンの購入者とは別人が税負担しています。酒税、たばこ税なども同じです。原理的には家賃に転化される固定資産税なども同じです。転化されて代金に化体しているものはすべて間接的に二重課税になるのですが、これを通常は二重課税とはいいません。
ものには限度というものがある
とはいえ、価格の大半が税金で占められているようなたばこと酒については、事実上の重複課税となることを考慮して、消費税導入時にはたばこ税・酒税の3%を減税しました。
他方、税の併課も原理的に忌避されているわけではありませんが、特定の物品やサービスへの過度の併課は経済に対する中立性を損ないますので、自ずと限界があるべきです。



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